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オーストラリア・メルボルン留学体験談
滞在期間:4週間
学校:Impact English College
留学スタイル:語学留学
留学当時の年齢:19歳
ホストマザーは、いわゆる「オカン」という感じの方で、料理はどれもとても美味しく、いつも明るく、英語の拙い私にも積極的に話をしてくれました。滞在中、1日だけオプショナルツアーの関係で早朝に出発しなければならない日があったのですが、その時も最寄駅まで車で送りとどけてくれたりと、本当に良くしてもらいました。また、お姉さんは、英語のことを質問すると、とても丁寧に答えてくれた上に、夜遅くまで宿題を手伝ってくれたこともありました。ファミリーには、心底感謝しています。
会話、語彙、リスニング、ライティング、文法、発音など、幅広く学ぶことができました。クラスメイト同士での会話の中から学んでいくというスタイルが主で、Intermediateクラスに振り分けられたということもあり、意欲の高いクラスメイトと学べた環境は、非常に良かったです。皆さん本当に優しく熱心に指導して下さりました。オーストラリアは、イギリスなどのようにきっちりとした英語ではありませんでしたが、その分先生のきれいな発音を毎日聞けたのは良かったです。
Impactの特徴の1つに、毎日開講される無料アクティビティがあります。曜日ごとに“Writing” 、”Singlish”等決まっており、1度だけ発音のクラスに行きましたが、通常授業内で満足できるだけの内容を教えていただいていましたし、ニーズは人それぞれだと感じました。
英語を習得するには、1ヶ月という期間はあまりにも短かったですが、当然日本にいた頃よち圧倒的に英語と触れ合う機会も密度も大きくなりましたので、発音矯正、会話の瞬発性向上、リスニング力強化などの面では、以前より力がついたと感じました。
私は大学で栄養や食について専攻しているので、「オーストラリアの食の都」とも言われているメルボルンで、あらゆる食に触れようと考え、行きたいレストランやマーケット等を書いたチェックリストを作って、放課後は毎日のように街中を歩きまわっていました。最終的には、チェックリストの店をすべてまわれましたし、店での注文等を通して、生の英語にも触れることができ、「食」と「英語」の双方において、非常に有意義な勉強となりました。
メルボルンはオーストラリア第二の都市で、日本でいうと大阪のような雰囲気でしたが、大都市特有のゴチャゴチャ感はほとんどなく、のんびりとおだやかな都市でした。様々なバックグラウンドを持つ方々が住む街だったので、日本人ということにマイノリティを感じることもほとんどありませんでしたし、買い物の際も、英語で頑張って伝えようとしている意思を受け取って下さっているような気がしていたので、留学生にはとても向いている都市だと感じました。
生活に関する細かいことから、ツアーの申し込みに関するご相談まで、色々なことをとても親身になって話して下さいました。慣れない海外生活の中で、日本語で気兼ねなく話せる環境は、とても貴重で、心の寄りどころでもありました。
KRMで留学の話をしているときは、「契約を結ぶ」といったような堅苦しさが無く、「留学経験のあるお姉さんに相談する」といった雰囲気の中、話をすることができました。(無礼でしたら申し訳ありません。)だからこそ、自分の意見や考えをきちんとお伝えすることができましたし、その分、留学中も悔いなく楽しく頑張れたような気がします。本当にありがとうございました!
やはり何といっても、常に英語に囲まれた環境にあるので、英語力は少なからず伸びますし、英語を使うことに対する抵抗も少なくなります。また、語学学校には多様な学生が在籍していたので、色々な人と話し、色々な価値観について知るきっかけになったのは良かったと思います。その点においては、日本がいかに小さな島国なのかを強く感じることもできました。
留学に直接関係のあることではありませんが、現地の方が、あらゆるところで電話をしていたのは印象に残っています。道端や駅のホームではもちろん、バスや電車の車内でも、常に数人が電話をしていて、それぞれがそれぞれの言語でそれぞれの思いを(おそらく電話の大半は業務的な内容ではなさそうでした。)伝えていて、SNSで簡単にコミュニケーションがとれる時代にもかかわらず、直接的な温もりのようなものを大切にしているのがとても良いなと、日々感じていました。
1番困ったことは、往路の飛行機が欠航になったことでした。(その後、高値ではありましたが別の便が取れました。)2番目に困ったことは、往路の飛行機でコーヒーをこぼしたことでした。(ズボンが汚れてしまいましたが、ホストマザーに「洗濯したい」という意思を伝える練習にもなり、きちんと洗わせてくれました。)3番目に困ったことは、家に3度ほど大きなクモが出たことでした。(すべて初週でしたが、メンタル面を鍛えるには有効でした。)その瞬間はいつもパニックでしたが、思い返せばすべて良い思い出です!
やはり、英語の勉強は、日本で事前にやればやるほど、留学が楽しくなり、スムーズになると考えました。私自身、大学では英語を学んでいた訳ではなく、大学受験以降はあまり英語の勉強ができていなかったので、単語や文法でも習ったはずなのに忘れているということが多く、何度もくやしい思いをしました。日本でももう少し勉強に力を入れていれば、留学先でももっと積極的にコミュニケーションがとれたのではないかと思います。
「留学=英語」という考えが常に頭の中にあった私は、「果たして英語を勉強している訳でもないような栄養学専攻の私が高いお金を出して留学に行っても良いのだろうか。」と、行く前は何度も考えていました。しかし、このような日本人らしい生真面目な考えにとらわれていたからこそ、行く意味があったのだと、帰国後の今、強く思います。留学をしたことで、日本についてや、日本で自分が置かれていた状況について、客観視することができましたし、自分の中の世界がうんと広がりました。自分の今の状況がどうであれ、自分だけの人生の思う存分楽しむことも、必要だと思います。「留学をしたい」という思いをそのままKRMのカウンセラーの方にぶつけて頂ければ、その先の未来は、きっと今よりもっと楽しくなるはずです!!